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簿記2級

簿記2級は商業簿記と工業簿記のどっちから?違いと勉強順を解説

簿記2級の商業簿記と工業簿記の違い、どちらから勉強するか、並行して進める方法、苦手分野で止まらない学習順を解説します。

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基本は商業簿記から、途中で工業簿記を並行する

簿記2級を初めて学ぶ場合は、3級からつながる商業簿記を先に始めると理解しやすくなります。ただし、商業簿記をすべて終えるまで工業簿記を待つ必要はありません。

商業簿記の個別論点を一通り見た段階で工業簿記を始め、2科目を並行して進める方法がおすすめです。片方でつまずいても、もう片方を進められるため、学習が止まりにくくなります。

商業簿記と工業簿記の違い

比較項目商業簿記工業簿記
主な対象仕入・販売・決算など企業外部との取引製品を作るために発生した原価
学習の特徴論点が多く、仕訳と決算処理をつなげる計算の流れと原価の分類を理解する
主なつまずき連結会計、税効果、外貨建取引など配賦、仕掛品、差異分析、CVP分析など

日本商工会議所は、商業簿記を企業外部との取引の記録・計算、工業簿記を部門別・製品別の資源投入の記録・計算と説明しています。最新の試験科目は公式の試験科目・注意事項で確認できます。

商業簿記から始めるメリット

商業簿記は、簿記3級で学んだ商品売買、固定資産、決算整理などの延長にあります。3級の知識が残っているうちに進めると、新しい論点とのつながりを理解しやすくなります。

最初は有価証券、手形、固定資産、引当金、外貨建取引などの個別論点を学びます。その後、決算、株主資本、連結会計へ進みます。

商業簿記で止まったら工業簿記へ切り替える

連結会計などで理解が止まった場合は、そこで何日も足踏みせず、工業簿記の費目別計算へ進みます。工業簿記は材料費、労務費、経費を集計し、製品原価へつなげる流れを追う科目です。

最初に原価の分類と計算の流れを押さえると、問題ごとのパターンを整理しやすくなります。工業簿記と原価計算の勉強法もあわせて確認してください。

1週間の中で2科目を交互に進める

学習時間を確保しにくい場合は、曜日ごとに科目を固定すると迷いにくくなります。

  • 平日前半は商業簿記の仕訳と個別論点
  • 平日後半は工業簿記の計算問題
  • 週末は両科目の間違えた問題を解き直す
  • 学習後半は商業簿記と工業簿記を混ぜて解く

毎日同じ科目を続ける必要はありません。重要なのは、どちらか一方を長期間放置しないことです。

出題区分表で学習漏れを確認する

教材を一周した後は、公式の出題区分表と照合します。2026年度は2022年度版の区分表が適用されますが、2027年度以降には商業簿記の改定予定があります。

日本商工会議所の出題区分表を基準にし、古い教材だけで判断しないようにしてください。

商業簿記を先に始め、工業簿記を早めに並行する

簿記2級は商業簿記から始めると3級の知識を活用できます。ただし、商業簿記を完璧にしてから工業簿記へ進む必要はありません。個別論点を一通り学んだら2科目を並行し、苦手な方だけに学習が偏らないようにします。

簿記2級コースで商業簿記と工業簿記を5問ずつ確認してみてください。

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